※資料の内容
青酸化合物にある種の薬品を反応させ、熱を加えると、シアン化水素と呼ばれる有毒なガスが発生する。このガスを多量に吸い込んだ場合中毒を起こし、きわめて短時間のうちに死亡する。このガスで死亡した死体からは青酸中毒特有の反応が出ないため、死亡状況から判断する以外には、死因として立証することは不可能に近い。
※あずさのメモ
「うなかみの崖11時半、アキラとは関係ない、まもなく遺産分配、ユリの子供見つかった」
※主人公の推理
キク、完治、二郎の3人は綾城商事を我が物にしようとする人物に、青酸タバコで殺された。
キクのタバコ入れに青酸入りのタバコをしのばせたのは、そいつに利用されたアキラのしわざだ
だから、それを調査に行った僕に危険を感じたアキラはあの晩、僕を電話で崖まで呼び出し襲いかかってきた。
頭を殴りつけたうえ、事故で死んだように見せかける為、叢へ突き落としたんだ!
アキラはいろんな点で犯人に都合がよかった。その反面、もっとも危険な人物だった。だからキクの次に殺したんだ。
あずさは確か、遺言公開の日、アキラが誰かと会っていたと、言っていたはずだ。つまりその人物とは…。
犯行の手段
たばこ(タバコ)
犯人
かんだ(神田)
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