※どんぐり上人とあや紫様の出会い

それはむかし・・むかーしのことじゃった

変わりはてた村を救うため
山の神様のもとへと旅立つことにしたお坊さんじゃったが・・
一体どこへ行けばよいのか・・
村の年寄り達の話じゃと
山の神様がいらっしゃるところへ行く途中には
あやしの里と呼ばれるあやかし達の住む隠里があるらしいという話しじゃったが・・
それさえも一体どこにあるのやら・・
誰一人詳しいことは知らなかったそうな・・
とにかくその若いお坊さんは
来る日も来る日も枯れ果ててしまった森の中をただただ歩き回っていたそうな

そしてある日のことじゃ・・
いつものようにあてどもなく森を歩いていると・・
辺りを急に深い霧が包み込んだのじゃ・・
しかしその若いお坊さんは慌てずその場にとどまり
霧がはれるのを待つことにしたそうじゃ・・
するとまもなく霧は出てきたときと同じように嘘のようにスーッと消えていったそうな・・
ところが一体どうしたことじゃろう・・
その場にジッとして動かぬようにしていたはずなのに・・
辺りの景色がすっかり変わっていたのじゃ!

そこは見るからに不気味な森じゃった・・
しかしその若いお坊さんは少しも怖がらず
この不思議な出来事はきっと山の神様のところか・・
あやしの里へと近づいた証拠ではないかと逆に勇気がわいてきたそうな・・
そしてその若いお坊さんはさらに足早に森の奥へ奥へと進んでいったそうな・・
しかし・・行けども行けども森は終わらず・・
霧が出てはまた知らない森へと迷い込んで・・
それでもその若いお坊さんは歩き続けた・・
もう日はとっぷりと暮れ、空には星が輝いていた・・
森の所々にわいている泉の水を飲んでは気力を振り絞り
星の明かりの中をその若いお坊さんは歩き続けていたそうな・・

一体いくつの森を越えたときのことじゃろう・・
その若いお坊さんの目の前に一人の娘が倒れておった・・
こんな深い森の中に人間がいるわけがない・・はたしてあやかしか・・?
その若いお坊さんはそばの泉まで引き返すと水をくんでその娘に飲ませたのじゃ
泉の水を飲ませるため抱き起こしたその娘の美しいこと・・
その肌はかすかな星の明かりの中でも白く輝き
そして何とも不思議なことにその娘の髪の毛は夜のような深い藍色をしておったのじゃ・・

そうじゃ・・
その娘こそがあや紫様・・
あやしの里のあやかし達の姫君・・
そのお人じゃったのじゃ・・

あや紫様もあやしの里の民を救うために山の神様にお願いをせねばと
おひとりであやしの里から旅立たれていたのじゃった
それは何故かと言えば・・
この村が変わり果てたと同じようにあやしの里のまわりでも次々と木が枯れてしまい
豊かだった森の精気が失われていったからじゃ
あやかし達は森の精気で生きていく者達・・
あやかし達は残された村人達より
よりいっそうの森めぐみが必要だったからなのじゃ

それがともかくお二人の出会いじゃった・・
気がついたあや紫様は
その若いお坊さんを見て随分と驚かれたそうじゃ
それもそのはず、二人が出会ったその森は
山の神様のもとへと通じる、それは恐ろしい試練の森の入口・・
あやかし達でさえ足を踏み入れぬ深い森の中
とても人間がやってくるようなところでは無かったからじゃった


※魚を捕まえよう!

 魚は、Aボタンでウナギを、左右でアユを捕まえることができる。アユは画面の上に表示される方向に十字キーを入れればOK。ただし帰るが飛び跳ねることもあるので注意。

 ウナギは結構難しい。一回Aボタンを押しただけでは逃げられてしまうので、リズムよくAボタンを連打して、ウナギに逃げられないようにする必要がある。ウナギは一番上まで登ると逃げるので、出来る限り下の方で捕まえて後は連打、というのが比較的簡単な方法だ。


※メンコで勝負!

 画面の下にアイコンが並んでいる。数字を狙ってタイミングよくAボタンを押す。上手く数字で止められたらその数字の枚数だけメンコを獲得、ミスで止まると取れない。ドクロで止めると相手の回の数字が大きくなる。勝負は三回勝負〜四回勝負で、メンコを多く取った方が勝ちとなる。同点の場合はサドンデスになる。

 最初に練習できるので、そこで十分練習してから勝負に望むと良い。

 すえきち(小さい子)、うしお(デブ)、けいぞう(ひょろっとした子)の順番で勝負する。


※なつやすみのえにっき

8月5日(水)はれ

これはきっと
運命の『さいかい』なのだ!
小紫・・
それはあの子の名前・・
そして
明日はもう一度会えるのだ

でも『あや様の森』ってどこの
ことだろう・・
それに時間は聞けなかった・・
だから明日は
早くそのあや様の森を見つけて
早くから待っているのだ!

ぼくが・・
小紫の力になってやることが
できるといいんだけど・・


※その夜・・

 その夜、主人公が寝ているとき、おじいさんの耳に笛の音が聞こえてくる。おじいさんは主人公に話しかけるが、主人公は既に寝てしまっていたのだった…

























































































































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