※いったいさんの語り

 腕輪を手にした太郎がカメの背中に乗って『白石の泉』にやってくると…、そこにはすでに生まれ変わりの儀式を待つ乙姫がおった。二人は今から生まれ変わり、龍と戦わねばならん宿命にあるのじゃ。龍とは、玉手箱から飛び出した邪悪の化身。鬼どもを操るすべての元凶じゃ!大いなる決意を胸にした二人は不思議なひかりの中へと入っていく…。

 やがて儀式は始まった。二人の身体と魂は一筋の鮮やかな光となると、一瞬にして遙かな距離を駆け抜け、とある山の中へと吸い込まれていき…、二つに分かれ一つは竹藪に…、もう一つは川へと落ちていったんじゃ。

 後はみんなも知っておるの?乙姫は、人間の女の子の姿でおじいさんに…、太郎は不思議なおわんの姿でおばあさんに拾われ…、来る運命の日まで二人はやさしい老夫婦のもとで育つことになったんじゃ。…ただ、儀式を急いだため二人は生まれ変わる前の記憶をすっかり無くしておった。そこで不思議な少年『金太郎』が彼らを陰から導いて行くこととなったんじゃ。

 …平和なときは瞬く間にすぎていった。じゃが、その間に龍の使いである鬼達はすでに動き出しておったんじゃ!都に姿を現した奴らは、乙姫と太郎を探して東へ、東へと魔の手を伸ばしていく…。龍を封じる力を持つ乙姫と太郎をまだ成長しきらないうちに、片づけようとしておるのじゃ。

 そして、…ついにながくし村にも奴らはやって来た。子供達は村をはずれておって、運良く難を逃れたのじゃが…、かわいそうにおじいさん達は鬼に魂を吸い取られてしまったんじゃ。

 後に残された二人はおじいさん達の魂を取り戻すため、旅立ちを決意する。…それが自分たちの運命であるとはまだ気づかずにのう。旅の途中、一匹の犬と、猿に出会った二人は…、数々の冒険のすえ、ついに目指す鬼ヶ島へとつながる白石の泉まで戻ってきたのじゃ。そこには、すべての運命を終わらせるために二人が再びこの地に訪れる日を、じっと待っていた『おはな』の姿があったんじゃ…。




※鬼との対決

<戦闘中のコマンド>

「戦う」
 鬼と戦う。スロットの要領で、タイミング良く押すことで鬼にダメージを与えられる。

「仲間」

「ひかり」-「首飾り」
 宮水を一つ消費し、どんべの体力を全快させる。
 (非戦闘時にひかりと複数回会話をすると教えてもらえる。消費した宮水は泉で汲みなおせる。)
 ※情報提供:にわか雨さん Thanks!!

「りんご」-「威嚇」
 鬼をひるませ、連続攻撃が可能となる。また、会心の一撃(威力二倍)も打てるようになる。

「まつのすけ」-「変な顔」
 かかっている術を解くことができる。

「おはな」-「逃げる」
 戦闘から逃げることができる。

「体力」
 どんべの体力と鬼の体力を見ることができる。


<戦闘中の効果>

 攻撃の際に自動的に支援もしてくれる。

「りんご」-「吠える」 会心の一撃(威力二倍)も打てるようになる。
「まつのすけ」-「ひのえ音頭」 体力が一回復。
「おはな」-「砂塵」 スロットのスピードがゆっくりになる。


 また、鬼は様々な術を使ってくることがある。術の効き目は2ターンで切れる。

「逆回しの術」 スロットが逆方向になる。
「早回しの術」 スロットのスピードが速くなる。
「でたらめの術」 スロットの順番がでたらめになる。
「目くらましの術」 選択されているスロットしか見えなくなる。
「最悪の術」 スロットがすべて失敗になる(赤髪の鬼が使用)。


<スロットの内容>

攻撃
 「命中」、「はずれる」、「会心の一撃」、「返り討ち」

防御
 「命中」、「かわす」、「痛恨の一撃」、「切り返し」


<どんべの体力>

 鬼に勝つと、体力は回復し、最大が一つ増える。最初は三。


<鬼の体力>

白髪の鬼 はじめの鬼が二、あとは三
赤髪の鬼 五



※反対側に回り込め!

 鬼が時々振り返るので、それに合わせて岩に身を隠す。このとき背の低い岩に対しては下を押してしゃがみ、幅の狭い岩に対しては上を押して身体を細くする必要がある。


※ゲームオーバー条件

・鬼との対決で破れる。
・とうふ岩の反対側に回り込む際、鬼に見つかる。


























































































































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