System3.Xでは、シナリオファイル、画像ファイル、効果音ファイルなどをそれぞれつなげ併せて、ひとつのファイル(〜SA.ALD,〜GA.ALDなど)として管理しています。このつなぎ合わせることを「リンクする」といい、このリンクを行うツールを「リンカ」と呼びます。★ 流れここでは、アリスCDに付属する「NL4.EXE」の使い方について解説します。
dir_cg.hedの編集
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リンク用ヘッダファイルの作成
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リンカの実行
以下の行をdir_cg.hedに追加します(緑色のところは除く)。2 リンク用ヘッダファイルの作成
#NL C:\開発環境\convert\pms\LINK.HED // リンクしたいファイルの一覧 C:\開発環境\convert\pms\ // リンクしたいファイルのある場所 C:\開発環境\実行\gameGA.ald // 出力先およびファイル名 AUTO,END
リンクする際には、「どのファイルをどの順番でリンクするか」という情報を持ったヘッダファイルが必要となります。ここでは「link.hed」という名前で作成しています。具体的な作成例は下のようになります。3 リンカの実行※「System3.X開発支援ユーティリティ」を用いれば、シナリオファイルについては「ソースリスト」でリストを作成することで、リンク用ヘッダファイルを自動的に作成してくれます。
1,temp1.pms 1,temp2.pms 1,temp3.pms
「dir_cg.hed」をNL4.exeにドラッグ&ドロップすればリンク完了です。