第三章

事件発生!


 天地の家に行く。天地はテレビを見ている。綾城家について詳しく話を聞くと、綾城商事が、キクに反対されて実現できなかった新事業に進出することになった、ということを聞ける。それを聞いたあと、移動しようとすると、テレビでニュース速報が入る。


「綾城商事の綾城完治社長が、明神村の元会長宅の土蔵の中で、何者かによって殺害されたもようです。」


 天地に促され、主人公は綾城家へと急ぐ。


 現場に着くと、土蔵の奥で完治が血だらけになって死んでいる。鑑識に話を聞くと、死因はナイフによって心臓を一突きされたこと、死亡推定時間は昨晩の10時から11時の間、死体には争った様子はなかったという。

 善蔵を呼ぶ。アリバイについて聞くと、11時から12時頃見回りをしていたときには土蔵には鍵がかかっており、死体を発見したのは今朝だったという。

 完治を調べようとすると、近くに行ってもいいと言われる。下の向かって左側に鍵が落ちている。取ろうとすると、怒られ、鍵は鑑識に渡される。そこで、鍵は土蔵の鍵であることが判明する。完治の胸に刺さったナイフや体を調べると、警察官に追い払われてしまう。

 土蔵の奥を調べると扉がある。善蔵に聞いてもよくわからないと言う。鍵について聞くと、鍵は寝室のタバコ入れの引き出しにしまってあったという。タバコ入れについて聞くと、善蔵がタバコ入れがなくなっていることに気づく。

 骨董品を調べてから、善蔵に骨董品について尋ねると、骨董品のいくつかがなくなっており、凶器のナイフも土蔵にあったものだと教えてくれる。すると、二郎が現れるので、居間で話を聞くことにする。

 二郎に一通り質問したあと、二郎を調べると、怒って帰ろうとする。そこにあずさが現れ、お互いに疑惑を投げかけあい、ケンカする。そして二郎は去ってしまう。

 次にあずさに一通り話を聞いていると、あずさもいなくなってしまう。誰もいなくなった居間で、電話が鳴っている。受話器を取ると、警察からの電話だったようで、鑑識の結果、土蔵の鍵からアキラの指紋が検出されたと聞かされる。また、アキラが犯人として指名手配されるらしい。

 善蔵を呼び、アキラや完治、アリバイのことなどについて聞くと、熊田が何か話があるという。それに従い、熊田医院へと向かう。

 熊田に一通り話を聞いたあと、レントゲンをとろうとすると、熊田から自分が頭にケガをしていることを指摘される。なぜ海上の崖に行ったのか聞かれ、一度崖に行ってみることにする。

 崖の上で、崖の先端を調べると、平吉という老人が現れる。ここは自殺の名所らしく、自殺のことについて聞くと、美人の女性が頻繁にこの崖に来ていたという。

 事務所に戻り、いつものように推理を行う。推理を行ったあと、アキラが誰かと会っていたことを思い出し、あゆみに調査を頼む。あゆみは、主人公に綾城商事で二郎に話をした方がいいということと、半袖姿を初めてみたということを告げる。主人公は会社へと向かう…。


 ※主人公の推理


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八章 九章 十章  エンディング
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