この平成新鬼ヶ島はディスク版新鬼ヶ島の外伝的な話になっています。そのため、ディスク版ではわからなかった事実が分かる一方で、「あれ、これ違うんじゃないの?」と言う事柄も多く存在します。そこで、ここでは意地悪く(笑)、重箱の隅をつついてみたいと思います。ゲームを終えて…
- 太郎が玉手箱を開けたのは、村が変わってしまっていて悲しかったからじゃないの?
- 太郎は無理矢理お化け鍋に押し込められたんじゃないの?
- 鬼切り丸はいったいさんからもらった刀ではないの?
- おはなは生まれ変わる前の太郎を知っていたはずなのに、何で白石の泉で最初追い返したの?
- とうふ岩は首飾りを使って開けたんじゃなかったの?
- 玉手箱はりんごが探し当てたんじゃないの?
- りんごは玉手箱のにおいを知っていたんじゃ無かったの?
- りんごはきび団子をもらってから、すぐにお供になったのでは?(情報提供:★Reki★さん)
- まつのすけは、奇怪ヶ森で待ちくたびれて、現れたどんべに種を飛ばしていたでは?(情報提供:★Reki★さん)
- 龍の見せる幻術はどうなったの?
- 首飾りの宮水を使わないのに、何で腕輪が光っているの?
- 腕輪と首飾りがトランシーバー代わりなの?
- 天ちゃんはどんべを助けたのは、別にひかりに頼まれたわけでは無かったのでは?
これ以外にも「これって…?」というものがあったら是非教えてください!
このゲームの感想ですが、まず感じるのは「アクション性が高い」ということですね。ゲームの至る所にミニゲームが用意されており、結構知識と反射神経が要求されます。特に三話三章が顕著です。これは「遊遊記」であったミニゲームの正常な進化系であるように思います。多少冗長な気もしないではありませんが…。ストーリーは、鬼ヶ島らしい話になっていると思います。特徴としてはキャラクタが多いということでしょうかね。お使い的な話も多いですが、お供のキャラクタが非常に深く掘り下げられていました。
全体としては、ゲームの中でディスク版についてのヒントが聞けたり、クイズに正解するとディスク版をプレイできたりと、ファンを非常に大切にした作りになっていて、とても好感が持てました。この調子で残りのむかし話シリーズもリメイクしていただきたいものです。