第二章

『うしろの少女』




 洋子の家に行くと、洋子の母親がいる。彼女に一通り話を聞くと、一週間ほど前からよく出歩くようになったという。一週間前に何かあったのかと聞くと、ある朝、起きてくるなりこう言ったという。


 ※小島洋子の言葉


 その言葉を聞いて、あゆみが反応を示す。その夢の話に心当たりがあるという。主人公はあゆみと共に丑美津高校へと向かう。

 丑美津高校に着くと、先ほどの血染めの少女の話が、高校で噂になっている幽霊の話に似ているという。あゆみと話していると、洋子が一週間前に血染めの少女の話をしていたことを思い出す。そして幽霊話との関連に気づき、彼女は一人で聞き込みに行ってしまう。

 一人残された主人公。辺りを調べると、生徒が二人通りかかる。話を聞こうとするが、探偵と言っても信用してもらえない。それでも強引に話を聞くことにする。噂について聞くと、『うしろの少女』についての話題が出る。『うしろの少女』について聞くと、その話を教えてくれる。


 ※『うしろの少女』の噂(その1)

 ※『うしろの少女』の噂(その2)


 気づいたことを聞くと、こういった噂話にはたいてい元となる事件があるという。そこで、学校のことについて聞こうとすると、自分たちでは分からないと言われる。詳しい人を知らないかと聞くと、駒田先生を紹介してくれる。駒田について聞くと、彼は美術の先生らしい。最後に生徒が、『うしろの少女』のことを話していけないことを思い出し、怖がって立ち去ってしまう。とにかく、駒田先生にあって見ることにする。

 美術室に行くと、駒田がいる。彼は35年前からここにつとめているという。『うしろの少女』の話は15年から噂され始めたらしい。15年前に学校で何か事件がなかったかと聞くと、その年の11月頃、一人の女生徒が行方不明になっていたという。その女生徒はいまだ見つかっていないらしい。気づいたことを尋ねると、殺された洋子がそのことについて質問に来ていたという。洋子のことについて念を押すと、チャイムが鳴る。一度空木事務所に戻ることにする。  事務所に戻り、早速推理することにする。


 ※主人公の推理


 推理が終わると、空木から、11月に時効になっている殺人事件の調査を頼まれてしまったので、小島洋子の事件は主人公に任せると言われる。困ったなぁと考え、何となく空木を呼んでみると本当に戻ってくる。なにやら渡し忘れていたものがあったらしい。無駄なことをしていると早く受け取ってくれと怒られるので、受け取る。それは洋子の生徒手帳だった。あゆみに渡してみたらと言って、空木は行ってしまう。主人公はとりあえず今日は休むことにした。


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九章 十章 十一章  十二章 エンディング おまけ
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