5日目 ある老人のひみつ

<その1 かくれんぼ>



 朝、おじいさんに何度か呼びかけられ、目を覚ます。おじいさんにあやしの里がどこにあるか尋ねるが、おとぎ話だと言われてしまう。おイネさんに聞いてみては、と言われるが、主人公はおイネさんも知らなかったと返事する。すっかりしょげ返ってしまっている主人公に、おじいさんは辰造に釣りを教えてもらうことになっていたことを告げる。そしていろいろとはやし立てるおじいさんにのせられ、とりあえず主人公は谷川へ向かったのだった。

 谷川に行き、橋の上から辰造にあいさつすると、こちらに来るように言われる。左に移動すると、そこにはガキ大将の将太がいる。話しかけると、今かくれんぼをしているのだという。主人公を誘ってくるが、今日は釣りだと言って断る。すると、将太はそのまま去っていった。左に行くとお寺に戻ってしまうので、上へと移動する。まわりを見るが辰造の姿はない。辰造に呼びかけるか、左に行こうとすると辰造の声がするので、そちらへと向かう。

 谷川に出ると、辰造がいる。話しかけると釣り竿を渡してくれる。そこで早速釣りを始めることにする。


 ※谷川での釣り


 魚を一匹釣った後、もう一匹釣ろうとしている間、辰造に話しかけるとどんぐり祭りについての話になる。(途中で浮きが引くと話が中断してしまう。もう一匹釣った後、次の釣りの最中また話しかけると、話の続きをしてくれる。)花火を見逃さないようにと言われる。なんでもお祝いにでっかい花火が打ち上げられるらしい。次に釣りの話になり、昔は大きな魚が釣れたが、どんぐり様の森がなくなってからはダメらしい。そして、いつ帰るのか聞かれるので、明後日には帰ると答える。次に、この村は気に入ったかと聞かれ、主人公は気に入ったと答える。しかし、一方で心残りもあると答える。そして辰造に、あやしの里は本当にあると思うか尋ねる。その話に、魚を一匹釣った後辰造が思いだしたように告げる。八平じいさんが昔あやしの里に行ったことがあると。

 八平のことについて聞くと、当時村の誰も信じなかったという。主人公は八平がどこにいるのか聞くと上流にいるという。そこでさっそく八平に会うため上流へと向かった。

 橋まで戻り、橋の右の道を上に行くと太ったうしおがいる。八平を知っているかと尋ねるが、知らないという。さらに右に移動するとひょろながのけいぞうがいる。八平のことを尋ねると、下にいると教えてくれる。早速向かおうとすると、崖だから気を付けろといわれる。

 下に行くと、川の向こう側で釣りをしている人が見える。声をかけてみるが届かない。仕方ないので一旦戻ることにする。

 戻ってみるとけいぞうがいなくなっている。左の方に歩いていくと、川に出る。橋を見ると、どうやら丸太橋のようである。まわりを見ると上流で八平がいたことを思いだし、歩いていこうとするが、大きな岩が邪魔して行けない。

 橋を渡って進んでいくと、小さい『すえきち』がいる。まわりを見ると、変なものがあるのが分かる。すえきちに話しかけると、ずっとかくれんぼの鬼をしているらしい。また、八平のところへの行き方を聞いてみるが、この先にいるが崖があって行けないと言われる。試しに行ってみると八平は見えるが、やはり下に降りられそうにない。

 戻るとすえきちがいなくなっている。丸太橋のところに行くと、すえきちがしょぼくれている。崖の下に行く方法について、川岸を歩く、崖を降りると言う方法はダメだと言われる。また川を泳いで行くしかないかと聞くと、泳ぐのはダメだが、川を下るのならばイカダがあるという。そしてわきの岩の陰からイカダを取り出してくる。主人公は貸して欲しいと頼むが、末吉は将太に聞いてみないと分からないと言う。

 そのとき、とつぜん右の岩陰から将太が顔を出す。どうやらここに隠れていたらしい。さっそく将太にイカダを貸して欲しいと頼むと、一回だけかくれんぼの鬼をすればイカダを貸してくれると言う。そこで、主人公はかくれんぼの鬼となり、4人を見つけることになったのだった。


 ※悪ガキ四人組を探せ!


 全員見つけると、すぐ出発するか、と聞かれるがとりあえずまだいいと答える。けいぞうを見ると手に竹の棒を持っている。その竹の棒を見た後、けいぞうに竹の棒を貸してもらうよう頼むと、貸してくれる。そしていよいよイカダに乗って川を下り始めたのだった。


←前へ 次へ→

一日目その1 その2  二日目その1 その2  三日目その1 その2
四日目その1 その2  五日目その1 その2  六日目その1 その2
はじまりの森へその1 その2 その3 その4  スタッフロール おまけ
INDEX HOME