<その2 ふぃっしんぐ>
川を下っていくと八平のところに通りかかる。ここでけいぞうからもらった竹の棒を使うことで、八平のいる川岸によることが出来る。
八平にあやしの里について聞くと、お前はあやしの里を信じているのかと聞き返される。信じていると答えると、昔の出来事を話してくれる。しかし、途中まで話したところで止まってしまう。なんでも昔のことなので忘れてしまったという。また明日聞いてくれと言われるが、主人公はそれでは困ると主張する。八平は釣りをしなければ行けないと言うので、主人公は代わりにやると主張する。そして、結局主人公が釣りをし、その間に八平に思い出してもらうことになった。
魚を釣り終えると、八平が昔あやしの里に行ったときのことを語ってくれる。
※あやしの里への行き方
話が終わる頃には、いつの間にか悪ガキ四人組がやってきて一緒に聞いている。なんでも川岸に降りる道を調べて、主人公を探しに来たらしい。彼らも八平の話をおもしろいと感じたようだ。辺りはすっかり日が暮れていたので、とりあえず帰ることにした。帰り道で、将太が主人公に、あやしの里に行くつもりなのかと聞いてくる。頷くと、あの女を捜すためかと聞いてくるので、先日知らずの森であの女の子に会い、あやしの里のものだと知ったこと、明日には遠くに行ってしまうことを告げた。そして、明日自分から会いに行こうと思っていることも。そんな主人公に、将太は「恋に生きる男だな」と言って、何か協力出来ることはないかと言ってくれる。そこで、主人公はおじいさんが心配しないよう、明日は一日中将太達と遊んでいることにして欲しいと頼む。それに対し、将太は明日の朝、カブトムシ取りに行くと言って寺まで迎えに来てくれると言う。主人公はお礼を言うと、一緒に家へと帰っていったのだった。
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